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2020年01月09日 UP!
OAO植物ブログ
植物

なぜいまは『ポタジェという哲学』が必要なのか? ~大阪動植物海洋専門学校~

ポタジェガーデニングコースの名称について論じます。

なぜいま『ポタジェという哲学』が必要なのか

以下にまとめました。

高校生のみなさま、 

長文なので、お時間あるときにご覧ください。

図2 PLB(プロトコームライクボディ)

 石油や石炭などの化石エネルギーを利用することは、生物としては非常に安易な道だと思います。そもそも化石燃料は太古の植物、動物が石炭、石油になっているのですから、大昔の他の生物がため込んだ、いわば缶詰状態なった光エネルギーの変換物質を安易に使用している行動といえます。

 【食物連鎖】という言葉をご存じだと思います。まず太陽の光エネルギーが地球に降り注ぎ、そのわずか1%の光を植物が受け止め、糖という形に変えて蓄積させ、その後 草食動物、肉食動物、雑食動物、やがて菌類が分解していくというように、植物が受け止めた光エネルギーが形を変えて回っていくことを食物連鎖といいます。莫大な光エネルギーが地球に降り注いでいるのにわずか1%しか利用できていないのが現実なんです。人類がこの先、永遠に生存したいのなら、この太陽の光エネルギーをどう利用するかにかかってくるでしょう。より効率的な、【変換効率を向上させた太陽電池の革命開発】が急務といえます。

 現在私たちの生活は、35億年間にわたって地球に降り注いだ太陽光エネルギーの蓄積を利用しているのですから、とてつもないエネルギーの集約を消費していることになります。20世紀は石油の世紀でした。21世紀になっても、未だ【石油やガスの利権争いや原子力発電など】が続いています。人類は400万年の間、ほとんど森林から燃料を得て文明を繋いできたのですが、18世紀末の産業革命以後、化石燃料を用いて文明を飛躍させてきたのです。35億年間のエネルギーの蓄積をたかが200~300年間でヒトは使い切ろうとしているのだから困ったものです。象より大きなジェット機が空を飛ぶのが不思議だと思いませんか? 地球上に生息する動物ではあり得ない動き(大きなものを速く)を実現するために、この200年間で莫大なエネルギーを消費してきたのですから、いつかエネルギーがなくなっても不思議ではないのでしょう。原油高騰によりすべての物質が値上がりした時代がありました。

 人間が必要な基本エネルギーは、1人1日【2000kcal】といわれています。この2000kcalのエネルギーで自動車は2,5km走れます。つまり1日に自動車に乗る距離を3km縮めれば、1人1日分の食糧が確保されるのです。それなのに「私1人が始末したって、どうってことない!影響力なんてない!」というような思考にほとんどの方が走ってしまう。無駄を減らした分だけ、未来へエネルギーが残るのです。エネルギー消費をまず抑えるような生き方に、いますぐ変えられないものでしょうか?前提として、身の回りで消費している【無駄なエネルギー】について見直しすることが急務です。

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■食糧の値段が徐々にあがっていきます

 19世紀以前は人口もそれほど多くなかったため、見かけでは自然との調和が保たれていたように思われていました。それほど生活にゆとりがあったわけでもないので、地球環境が多少破壊されようとも、誰も気にも止めていなかったのでしょう。しかし、100年前の20世紀初頭に16億人だった世界人口が、1999年7月19日12時24分には60億人に達しました。20世紀はまさしく人口爆発の世紀だったといえます。現在も毎年8000万人以上のペースで増加していくようで、【21世紀半ばには、100億人に達する】といわれています。ちなみに2019年、世界人口は77億人。前世紀の爆発的な人口増加を引き起こした要因の1つとして、食糧生産の飛躍的な増大があげられます。

 

1900年以後、【緑の革命】が起こり、育種技術の進歩による品種改良の成果が大きな役割を果たしてきたわけです。支えてきた技術は【穀類のわい化】、【化学肥料】、【灌漑】、【F1種子】です。

 今後はこれ以上の農業技術による飛躍的な生産増加は難しいかもしれません。新たな農地開発も限界で、世界の耕地面積は15億haで極限に達しています。環境破壊により【農地の劣化】、農地から産業用地への転用などと農地は減っていくかもしれないのです。人口の爆発的な増加によって、さらなる環境破壊が進み、近い将来【食糧危機が到来】する可能性は非常に高いといえます。国際的にも何度も取り上げられていますが、その対策は確立されているとは思えません。我々の食生活は豊かになって、なんら不自由さを感じていないので、現実的な危機感がないのでしょう。忘れてはいけないことは、世界では飢餓に瀕している人々が未だに8億4千万人も存在しており、さらに世界のどこかで毎日2万人の子供が栄養不良のために死亡しているということです。その反面、米国では20歳以上の人口の約半分である1億人が肥満であるというデータもあります。

 地球上にある食糧を含むエネルギーの絶対量は毎年ほぼ決まっているのですから、過食、美食を避けて一切食べ残しをしなければ、確実に飢餓で苦しむ人たちは減るでしょう。先進国が過剰な輸入をして、食糧に無駄を出さなければ、地球上におけるエネルギーの循環効率がもっと上がるかもしれません。もちろん、国家間には様々な問題が横たわっているので、今ここに余っている食べ物が即、飢餓に苦しむ人に行き渡るわけではありませんが、1人1人が意識改革を行えば、必ず大きな変革が起こせるはずだと思います。

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■地球が養える人口とは?

 屋木伸司氏の報告によると、人間1人が1日に摂取するエネルギーの【世界平均は2700kcal】とされ、日本人は2900kcal、米国人は3600kcalといわれています。

国連食料農業機関(通称FAO)は、最低必要量として、中南米で2375kcal、アフリカで2325kcal、アジアで2210kcalを見積もっていますが、最低2000kcalあれば問題はないと考えられています。正しく計算すれば、必要なエネルギー量(kcal)は標準体重(kg)×仕事の強さ(25~30)に相当します。この数値が1日の摂取必要量(kcal)になるのです。ちなみに標準体重(kg)とは、身長(m)×身長(m)×22。小生の場合、身長1.68mなので、1.68×1.68×22×(25~30)となり、その日の仕事量によって、1552~1862kcalが1日(3食分)の総エネルギー量といえます。それ以上、摂取するということは、地球上の誰かを犠牲にしているといえるのです。

 この地球という惑星は何人の人間を養うことができるのでしょうか?人間一人生きていくためには、どれだけの農地が必要なのでしょうか?現在、世界では20億トンの穀類と6億トンのイモ類を生産し、1億トン近い漁獲量を得ています。このエネルギー量から試算すれば、何人の人間を養うことができるかわかるのですが、米国人的な摂取量とインド人的な摂取量では全く異なってきます。つまり、世界すべての人間が米国人の平均的水準の生活をすると、22億人しか養えません。しかし、現在のインド人の平均的な生活をするならば、100億人を養うことが可能といわれています。

 牛肉1kgを得るには8kgもの穀物飼料が必要であることをご存じでしょうか? 豚肉1kgを得るには4kg、鶏肉1kgを得るには2kg、養殖魚1kgを得るには2kgの穀物が必要なのです。つまり世界で生産される穀類の40%が飼料として使われ、肉や乳製品に形を変えて食べられています。牛、豚、鶏という家畜の体温、声、動き、糞まですべてエネルギーとして変換して蓄えることができるのなら、変化して食べても無駄ではありませんが、先進国における飽食という現状が大問題だと思われます。極論的には世界全ての人間が【ベジタリアン】になれば、全世界が救われるのです。

 人口爆発による悲観的な予測とは別に、21世紀は一転して人口停滞の時代になるかもしれないという全く反対の予測もあります。国連の見通しは改定の度に、下方修正され、21世紀末でも100億人に届かないとの見方も出ています。途上国の出生率が予想以上に下がり始めたのが原因とされています。しかし少子高齢化に直面する途上国に新たな問題が生じてきます。我が国も例外ではありません。真っ先にこの高齢化問題がやってきています。

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■各人の感性で、情報を取捨選択する時代へ

 壊れゆく地球を補修するには個人、個人のエネルギー消費量をもっと減らせばよいのでしょうか?しかし最後は政治と経済に深く関係していることが分かってきて挫折感を覚えてしまいます。結局限られた資源を無駄に消費しないことが美徳であり、ごく当たり前のことを再認識するしかありません。

 戦後、様々な物をたくさん作りだして生きてきました。物であふれかえった今は【感性でどう扱うか】という時代に変化してきました。

 さらに【携帯電話】、【インターネット】の普及で、生活スタイルに劇的な変化が訪れつつあります。若い人は新聞を読みません。電車のなかで雑誌を読む人も極端に減ってしまいました。インターネットで事足りるものがどんどん増えてきているのです。近い将来、新聞、雑誌は消滅してしまうと思います。エネルギーと天然資源を必要とする紙の媒体が減ることは地球にとってはいいことなのかもしれません。個人的には美術的価値ある書籍は必要だとおもうのですが。

 テレビも例外ではありません。地デジになった段階で、チャンネル数が増え、コマーシャルにつぎ込む費用が分散するため、テレビ業界も崩壊してしまうかもしれません。インターネットで十分動画を愉しむことができる時代になっています。とにかく情報が増えすぎてしまったため、消費者それぞれが各人の【感性】によって、情報を取捨選択する時代に移り変わってしまったのです。

こんなに混沌とした時代だからこそ、

緑と食のポタジェガーデンをぜひ学んでください。

植物のプロフェッショナルを目指してください。         

*ポタジェとは、果樹や野菜、ハーブを混ぜて育てるおしゃれな家庭菜園のことを指し、従来のキッチンガーデンを一歩進めたガーデンスタイルで、伝統的なフランススタイルの家庭菜園のことをいいます。

3つのポイント 

●ペット動物のフード供給。

●花と野菜と果樹の共存栽培。

●水産増殖の飼育水を利用した水耕栽培。

太陽エネルギーを受け止め、地球上にエネルギーを作り出す『植物』について本質的に基礎から学び、食糧や餌の安定生産や次世代型のサービス業を伴った6次農業化のあり方を提案していきます。さらにバイオテクノロジーによる付加価値を付け、機能的な植物の開発方法など、幅広く実践的に学習し、多くの知識を修得します。

 未来の地球を再構築していくのは、あなたの勇気です。

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JR大正駅から徒歩2分です。

次回のオーキャンは、

 2020年1月18日(土)です。

皆さんの勇気を応援しております!!\(^^)/

きっと あなたの「なりたい!」をかなえてくれます。

OAO:大阪動植物海洋専門学校

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