『持続可能な社会への第一歩』OAOの取り組み。その3 ~大阪動植物海洋専門学校~
本校のSDGsの取り組みの一環として、
近未来(2030~2050年)迫りくる食糧危機へむけて大地を再生していきます。
現代版の『OAO令和里山』を構築していくのが目標です。
人力で開墾した畑のその後の様子です。
農業園芸ラボコースを担当している窪田光一郎先生が東山実習場へ見に行ってきてくれました。
2021年5月16日にテレビ番組の収録で園芸男子さんと耕し、すじまきしたものです。
イノシシや山羊対策として香りが強い作物(バジル、パクチー)を選びました。
播種後、1か月半経過した様子です。(播種後1か月の様子はこちら)
金ゴマ以外はすべて収穫できますね。
バジルは草丈の半分くらいまでカットすると、
枝数が増えてさらにボリュームが増してきます。
上段の野菜は、金ゴマ、バジル。
下段の野菜は、クウシンサイ、パクチー。
イノシシの害には遭っておりませんが、バジルはオンブバッタにかじられているみたいです。
バジルの葉に小さな穴がたくさん開いています。
対処法➡浸透移行性殺虫剤(例えばオルトラン)を適量散布する。
⇩ 番組収録後に、新たに拡張した畑の様子です。
左が丹波黒豆ダイズ。右側が春ソバ。
どちらも鳥の害にも遭わず、
順調に発芽して育っています。
枯れ草を集め、タネを播いた土の上にふわっと置いてきたので、
鳥の足かせになったのでしょうか、植えたタネを食べられずにホッとしております。
播種1か月後に間引いたバジルをダイズの播種した列の間に移植したものも残っていますね。
このままでは日光不足になるので、ダイズのなかのバジルは収穫しました。
全部で13株。大収穫です。
根付き株なので、草丈半分の上部位をお料理に使用して、
下部位(根付き株)は別のコンテナに植え付けて、再生させ、
窪田先生のアクアポニックスの実習で使われるようです。
トマトソースに合うバジルというハーブ。窪田先生の今夜のお料理はイタリアン料理でしょうか。
春ソバも元気に育っています。
どちらも追肥(肥料を施すこと)は不要です。
マメ科植物の根に共生している根粒菌は空気中の窒素ガスを窒素肥料として固定して
地面に取り込んでくれますので、施肥は行いません。
ソバも荒れ地で栽培できるほど強い作物なので、
施肥(肥料やり)すると、徒長(間延び)してしまうので、肥料は不要です。
ソバとゴマは蕾を確認できました。食害跡はバッタの被害のようです。
小さなバッタがいっぱい飛び跳ねているようです。
■イノシシ問題
→ イノシシの害を避けるため、青色LEDを夜間点灯させております。
東山実習場のスタッフの安藤さんが夜間の様子を撮影してくださいました。
漆黒の闇に光る青い光。
青の光が不定期に点滅しておりますので、とても幻想的な雰囲気が漂っています。
いまのところ、イノシシは怖がって近づいてこないようです。
東山実習場では、
このような菜園をあと1万個(東山実習場は約10万㎡)も作れる広さがあります。
高校生のみなさん、社会人のみなさん、一緒に耕していきましょう。
あなたにもきっとできます。
学校長 富山昌克
『持続可能な社会への第一歩』OAOの取り組み。その2(←クリックしたら、ジャンプします)
後日、窪田先生の手料理の画像が送信されてきました。
アンティパスト(前菜)の定番!トマトとチーズのカプレーゼ。
「カプレーゼ」という言葉は、「カプリ島の」という意味です。
Insalata de caprese(インサラータ ディ カプレーゼ)を略して言われています。
ただカプリ島風サラダのことです。
トマトの赤、チーズの白、バジルの緑の組み合わせは、イタリア国旗の色と同じであることから、
イタリアを象徴する料理として、イタリア国民にこよなく愛されるようになったようです。
ジェノベーゼ パスタ
ジェノベーゼとは、イタリア・リグリア州のジェノバ(Genova)県うまれのソースで、
バジルペーストに、松の実、チーズ、オリーブオイルなどを加えたものです。
パスタに絡めておいしそうですね。
クーシンサイ炒め
ニンニクをごま油で炒め、香りが出てきたら、
火を強めてクーシンサイの茎、葉の順に加えてさっと炒めます。
鶏ガラスープの素を料理酒で溶かし、フライパンに加え、
蓋をして火を弱めて1分加熱して火を通すと出来がります。
これ、かなり美味しいですよ。見た目以上に美味しくてハマります。
留学生たちがこの収穫したクーシンサイを見るたびに
「ソレ、オイシイヤツ」って声をかけてくれます。
窪田先生ってお料理上手なんですね。
見ているだけでおなかがすいてきます(笑)。
農業や園芸に興味がある
高校生のみなさん、社会人のみなさん、
ぜひ本校のオープンキャンパスに遊びに来てください。
農業園芸ラボコースでは、
野菜・果樹・花・珍奇植物・バイオテクノロジーなど、
どんな植物関連分野においても、懇切丁寧に指導していきます。
本校HPの『oao植物ブログ』(←クリックしたらジャンプします)では
植物に関する役立つ情報を発信しています。
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高校生のみなさん、社会人のみなさん、
ぜひ一度OAOに遊びに来てください!
なにか見つかります。
なにか気がつきます。
なにかいいことがありますよ。
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次回のオーキャンは、
2021年7月17日(土)です。
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本校は絶対に面白い専門学校ですよ。
アクティブでクリエイティブ\(◎o◎)/!
進学に迷っているかたは、ぜひ一度本校に遊びに来てください。
JR大正駅から徒歩2分です。
皆さんの勇気を応援しております!!\(^^)/
きっと あなたの「なりたい!」をかなえてくれます。
OAO:大阪動植物海洋専門学校
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