飛鳥川の生態調査に行ってきました!
皆さんこんにちは!!
先日、5月に続いて今年2回目の飛鳥川調査へ行ってきました(^^)/
(→ 前回の記事はコチラ(^^) まだご覧になってない方はぜひ!)
この調査は、前回と同様に、遊水池での生物相調査を目的として行いました。
生物相調査とは、その地域にどんな種類の生物が、どれだけ生息しているかを知るための調査です!
今回は、事前に講義を受け、河川の特徴や調査の手法について学び、
より実践的にデータを取ることを目標としました。
その内容について少しだけご紹介します(*’▽’)
①河川形態型について
川は大きく、上流・中流・下流に分けられますが、それぞれの区間により、川底の様子や流れの速さや蛇行のしかたが異なっています。
このような川の形や流れの特徴を、河川形態といいます。
それぞれの特徴から河川の種類を渓流型、中流型、下流型にわけることができて、
調査地点の飛鳥川中流域は渓流型と中流型の特徴を併せ持つ中間渓流型ということになります!
( 出典 : 「河川用語集~川のことば~」
〈 URL : http://www.nilim.go.jp/lab/rcg/newhp/yougo/words/015/015.html 〉 )
②調査の手法について
今回の調査では、コドラート法という手法を用いた調査を行いました!
河川に生息する生物をすべて数えることはできないので、
川底に設置した正方形の枠内の生物を数えて、
そのデータから調査区域の生物相を推定するといった方法です(^^)v
今回の調査では、カワムツやアブラハヤ、トウヨシノボリなどの日本産淡水魚をはじめ、
前回の春の調査ではあまり見られなかったコオニヤンマやイトトンボ類のヤゴ、
ヘビトンボやカゲロウ類の幼虫などの水生昆虫をたくさん見ることができました(^^♪
春と秋の2回の調査を通じて、この地域では1年を通して生息する魚種にあまり変化はないものの、
秋から冬にかけて水生昆虫が現れ、個体群の多くを占めることがわかりました。
今回の調査で得られたものは、今後の授業の中でデータのまとめ方や考察の仕方について学ぶための材料となり、
その結果は遊水池開発を行っている奈良県のNPOに報告させていただく予定です!
昨年度から始まり2年目となった飛鳥川調査ですが、毎回多くの学生が参加してくれています(^^)/
水生生物学科の学生たちは、普段の授業や実習で水族館やペットショップ、養殖業への就職を目指し、生体の飼育管理について学んでいます。
その中で、このような環境調査に参加し、自然と触れ合うことで、本校の基本理念のひとつである ”生命の共生” について身を持って感じられる良い機会となっております。
この飛鳥川調査を通して、今後も自然を育み、フィールドで活躍する人材が育っていけばと感じています!
生き物や自然について興味がある高校生の皆さん、ぜひOAOでの様々な実習を通して、フィールドや現場での新しい発見や出会いを体験してみませんか(*^^*)
文責:東村 拓志
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ぜひ一度OAOに遊びに来てください!
なにか見つかります。
なにか気がつきます。
なにかいいことがありますよ。
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本校は絶対に面白い専門学校ですよ。
アクティブでクリエイティブ\(◎o◎)/!
進学に迷っているかたは、ぜひ一度本校に遊びに来てください。
きっとOAOに恋してしまうと思います。
JR大正駅から徒歩2分です。
次回のオーキャンは、
2019年12月15日(日)です。
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皆さんの勇気を応援しております!!\(^^)/
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OAO:大阪動植物海洋専門学校
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