ペットのクローン化について一緒に考えませんか?~大阪動植物海洋専門学校~
植物のクローン化は1960年代に成功しました。
現在は産業化され、
試験管やフラスコを使ったクローン増殖は、
バイオテクノロジー技術のひとつとして認識されています。
↑画像:カトレアのプロトプラスト(酵素により細胞壁を溶かしたもの)
一方、動物のクローン化は植物と比べ、まだ研究開発中という段階かもしれません。
ニュースなどでは、iPS細胞やSTAP細胞など聞いたことがあると思います。
不老不死になるという目標ではなく、あくまでも再生医療など治療のひとつとして利用しようと
研究されています。
しかく韓国や中国では、ペットのクローン化に成功して、ビジネスとして
利用されています。
中国企業、飼い猫のクローン化に初成功 次はパンダ?(クリックしてください)
>「飼い主は、ペットの生まれに関係なく家族の一員とみなすだろう。ペットのクローン化は、若い世代の感情面のニーズを満たすものだ」と米氏。
ペットのクローン、今や一般家庭でも(2018年3月31日 10:00 発信地:マイアミ/米国)(クリックしてください)
>動物のクローンを作る企業は「ペットを亡くして悲しむ飼い主をターゲットにし、愛するペットの複製を作るとうその約束している」と厳しく批判する。クローンではその性格まで複製することは不可能であることを指摘しながら、「絶対に正当化することはできない」と述べた。
上記の抜き出した文面や、筆者の経験から植物のクローンと動物のクローンでは同じクローンとはいえないような気がします。
筆者は植物のクローン増殖は40年の経験があります(高校生の頃から、父のラボでクローン増殖の手伝いをしておりました)。
ずっと試験管内で成長する細胞塊を見てきて、
植物とて、同じ試験管内で育つクローン苗であっても
成長の差が表れてきますので、
明らかに、生まれた直後のちょっとした環境変化が、
クローン苗それぞれの環境変異を起こさせているように感じます。
>ドナーの犬から卵細胞1個を採取する。そこから卵子核を除去して、クローン化したいペットのDNAを挿入。そして胚が成長したら代理母犬の子宮に移植する。
ドナーの卵細胞から核を除去し、細胞質も除去しない限り、本当のクローンとはいいがたいと思います。
ドナーの細胞質に存在するミトコンドリアなどのミトコンドリアDNAはドナーのものが使われていることになるのではないでしょうか?
このあたりが植物と動物と大きく異なることだと思います。
高校生のみなさん、
本校で、ペットのクローンについて一緒に考えませんか?
生命倫理とは? 命とは? 動物愛護精神とは?
一緒に学びませんか?
(文責:富山昌克)
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OAO:大阪動植物海洋専門学校
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