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2018年08月27日 15時03分 UP!
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ペットのための食中毒対策!~大阪動植物海洋専門学校~

ワンちゃんの『カリカリ』って、正しい言葉なんでしょうか?(笑)。いわゆるドライタイプのドッグフードのことですよね。猛暑が続いておりますが、ペットの食事にも気をつけてあげたいものです。

当たり前なことであっても、ちゃんと拝読して再認識する。

知っていることであっても、なにかひとつ 専門語として、ちゃんとした言葉を記憶する。

専門家への道のりはそんな感じで始まっていくと思います。

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犬の「カリカリ」を冷蔵庫に入れちゃダメ!ペットのための食中毒対策

8/26(日) 17:03配信

サライ.jp

取材・文/柿川鮎子 写真/木村圭司

毎日暑い日が続くと、食中毒の被害が心配になります。特に気温が高い今年の夏は、菌も繁殖しやすくなるため、犬の飼い主さんにとっては心配なことも多いはず。今回は、ひびき動物病院院長の岡田響さんに飼い主さんが知っておくべき食中毒対策について聞きました。

高温多湿の夏は細菌由来の中毒に注意

下痢や嘔吐などを引き起こす食中毒の原因には、細菌、ウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫などさまざまあります。また、食べてから症状が出るまでの期間やその症状、予防方法も異なります。高温多湿となる夏は特に菌が繁殖しやすくなり、細菌由来の食中毒に注意が必要。

ヒトの食中毒の原因となる細菌の中には、食品に付着して増えた細菌を食べることで発病する「感染型」と、食品中で大量に増えた細菌が毒素を作り、この毒素を食品と一緒に食べることにより発病する「毒素型」の2タイプがあります。感染型の代表がカンピロバクター、サルモネラ菌、など。毒素型には腸管出血性大腸菌や黄色ブドウ球菌などです。

こうした菌のほとんどは口から体内に入って下痢や嘔吐を引き起こします。

「犬が口に入れるものの筆頭はフード、そして水です。夏は特にこの二つに注意して、食中毒を防ぎましょう。特に今年の夏は暑いので、フードの保管にはいつもの夏以上に注意した方がいいでしょう」と岡田さん。

生の肉を与えている飼い主さんや、自宅で調理したものを与えている(トッピングを含む)場合は、食材に付着した菌の問題もあります。

しかし、ほとんどの飼い主さんは市販のドッグフードを与えているでしょう。今回はドライフードとウエットフード、両方の保存方法や衛生管理についてアドバイスしていただきました。

夏の食中毒対策その1「ドライフードの保存」

「ドライフードを冷蔵庫に入れて保存している飼い主さんもいるかと思いますが、基本的にドライフードは冷蔵保存の必要がありません。むしろ、冷蔵庫から出した時に結露が発生し、その水分をフードが吸い込み、時間が経つとパッケージの中でカビてしまうケースがあり、フードを痛めてしまう原因となります」

「冷蔵保存する場合は、何度も出し入れする必要がないように小分け(小分けの分量は一度出したら、その後は冷蔵庫に出し入れしない程度の少量)にして、一度出したものはそのまま常温で保存してください。買ってきたパッケージのまま冷蔵庫に入れるのではなく、空気を遮断できるようなジップ付きの袋や、口がきちんと閉まる別の容器に入れ替えて冷蔵保存した方が安全ですよ」


ジッパー付きのビニール袋に入れ替える場合は、なるべく小さめのものにして量を減らし、中に空気を入れないようにした方が、変質を防げる。
岡田さんは特に今年の夏はフードが保存されている場所の温度管理にも、注意が必要だと言います。

「前回、災害時のペットとの同行避難について環境省が発表した災害ガイドラインを紹介しました。ドックフードについても、災害対策として備蓄を一袋余分に用意しておくと安心です。とはいえ、今年の夏は室温が30度を超える日が多く、あまりにも高温多湿だと置く場所によって、中身が変質することがあるようです。風通しの良い、直射日光の当たらない場所に保存したほうが安心です。フードメーカー数社に確認したところ、『おおよそ、ヒトの生活できる温度(リビングや台所の室内温度)で保管するのなら、ドライフードは常温保存のままで大丈夫』とのこと。普段ヒトが生活している部屋にストックを保存しておきましょう」

「各社とも開封してから使い終わるまで、大体1か月程度で使い切ることを想定されていますが、酸化が問題となるため、封をあけっぱなしでは1か月は無理なのではないかと私は思います。一度開封したものについては、食べる前に毎回、飼い主さんが中身をよく見て、変わったところが無いかを確認してから、与えてください。色が変わっていたり、変なニオイがしたら潔く捨てて。与えられる犬は食べ物を選べません。飼い主さんが注意しておくことが一番なのです」
と注意を促しています。

夏の食中毒対策その2「缶などウエットフードの保管と管理」

缶のフードについては、ヒトの食品と同じで、開封してから1から2日で使い切りましょう。たった1日であっても、開封したら別の容器に入れて冷蔵保存してください。冷蔵庫で保存されていても、早いと3日目くらいでカビが生えることもあります。その都度きちんと確認しておいた方がよさそうです。

製品によりかなりのばらつきがありますが、最近は健康志向などで、大手メーカーのウエットフードにも『保存料無添加』をうたっている商品があります。こうしたものは雑菌が繁殖するのも早いので、注意が必要です。レトルトパウチの商品をスプーンですくって犬に与え、スプーンをなめさせて、そのままパウチの袋の中に入れて保存したところ、スプーンから袋の中に雑菌が混入して傷んでしまった事例がありました。

岡田さんは「開封後のペット用食品の、特に缶やレトルトパウチの保存には、みなさん意外と管理が甘い印象を受けるので、気をつけて欲しいですね」とアドバイスしています。

夏の食中毒対策その3「飲み水の管理」

夏は犬もたくさん水を飲みますが、飲み水も放置すると細菌が繁殖してしまいます。犬が飲んでも飲まなくても定期的に飲み水を取り替えて、いつも新鮮な状態を保ちましょう。気温が高くなる夏は最低、朝夕2回、新鮮な水に取り替えます。

「ボトルタイプの給水機を使っている飼い主さんの中には、ボトルの中の水を取り替えずに継ぎ足すだけの人がいて、危険です。ボトルの中で菌が繁殖することもあるため、できれば毎日、器を洗って、雑菌やカビの繁殖を予防しましょう。中に入れておく水は必要量が入っていれば、満タンにする必要はありません。早く飲み切って、その都度、中を洗って取り換える方が安全」と岡田さん。

最近、水が循環するタイプの給水器も人気がありますが、流れているからと言って菌が増殖しないわけではありません。こまめに洗って雑菌が増えないようにしましょう。商品説明書ではどのメーカーも、一応、除菌フィルターついていると書かれています。しかし、フィルターだけで完全に菌を除去できるわけではありません。長時間放置しておけば、汚い水を飲ませることになってしまいます。こちらも定期的に消毒した方が良いでしょう。

岡田さんによると、「水を入れた器の中がぬるっとしてきたら、菌が増殖してきた証拠。よく洗ってください。家庭用の食器洗いの漂白剤などを使って除菌する場合は、時間を掛けて、ていねいにすすいでくださいね」とアドバイスしてくれました。


検便は大型犬でも人間の指の関節一つ分ぐらいあれば十分検査が可能。犬にも負担が少なく、手軽にできる健康診断なので、定期的に実施してみて。
「食中毒に関しては、飼い主さんが気を付けてちゃんと予防できているな、と普段の診察で感じることが多いです。とはいえ、下痢や嘔吐という症状が表れた場合はすぐに動物病院へ相談してください。犬からヒトに影響を与える細菌がいるケースもあるので、可能ならば便を動物病院に一緒にお持ちください」と岡田さん。

食べ物と飲み物の食中毒対策で、元気に夏を乗り越えましょう。

取材協力/岡田響さん(ひびき動物病院院長)
神奈川県横浜市磯子区洋光台6丁目2-17 南洋光ビル1F
電話:045-832-0390
文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。

写真/木村圭司

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